疲れが取れないのは、何かの病気?奈良で根本改善専門の整体先生が語る疲れの正体について!治療しない治療院
2021/05/24
「疲れが取れない」以外にもチェック項目がいくつかあった方は、自律神経系の負担からの疲労の蓄積が考えられます。
自律神経系の負担はやっかいです。
何がやっかいなのか?というと、自律神経系はほとんどの内臓臓器をコントロールしています。
一言で言うなら、内臓、血管などの働きをコントロールし、体内の環境を整える神経です。
つまり、自律神経に負担がかかっているということは、血圧が上がったり、下がったり、胃の調子が悪くなったり、便秘になったり、心臓や肺に負担がかかったりするということです。
また、疲れがたまるというのは、体にたまった老廃物の排出効率が低下しているということです。
自律神経系に負担かかっていることは循環系にも影響しているということです。
循環系が影響されると代謝率が落ちてしまうため、体の回復能力にも影響します。
こんなふうにして、だんだん体の回復力が落ちていくわけです。
この状態を放置していると、何かしらの病気に移行していく可能性はありますが、疲れやすい=病気ではありません。
当院では、体を整体で整えていくことにより自律神経の負担を取り除いていくわけですが、ご自身でケアする方法もあります。
「ベース呼吸法」というものを聞いたことがあるでしょうか?
方法としては、めちゃめちゃ簡単です。
まずは椅子に座って姿勢を楽にする。
軽く息を吐きます。
続いてお腹を膨らませながら、4秒間ゆっくりと息を吸います。
続けてお腹をへこませながら、8秒間ゆっくりと息を吐きます。
これを2〜3回を気分が落ち着くまで繰り返します。
これだけです。
これで自律神経系の負担がやわらいでいきます。
どうしてやわらぐのか?というと、自律神経系に負担がかかっている時というのは、だいたい交感神経系が優位の時です。
筋肉が緊張状態であったり、血圧が高くなっていたりという状態の時です。
「ベース呼吸法」を行うと、交感神経系から副交感神経系にスイッチが入り、脳と体の疲労軽減につながるというわけです。
仕事の合間や寝る前などに、やっていただくと効果的です。
奈良の橿原にある当院では、こういった自律神経系に対してのアプローチもいたします。
また、ひとりひとりの状態に合わせたホームケアの方法もお伝えさせていただいております。
今日、自律神経失調症チェックシートに当てはまった項目がある方は、ぜひご相談くださいませ。