横隔膜の過緊張で睡眠が浅くなる?奈良で根本的な改善を専門とする整体先生が語る睡眠改善のヒント!治療しない治療院
2021/04/13
横隔膜の過緊張で睡眠が浅くなる?奈良で根本的な改善を専門とする整体先生が語る睡眠改善のヒント!
不思議な治療院の秘密
奈良で治療院をしています、治療しない治療院の院長の菊本です。
当院へお越しになられる方で「あまり睡眠がとれてないんです...」とご相談いただくことがあります。
当院では、睡眠障害に関してもひとりひとりに合わせた原因を見つけ出し、その原因に対して当院独自の整体法にて改善を図ります。
睡眠に影響する要素は様々あります。
今回は、当院へご相談いただいた方の症状を解説しながら睡眠の改善のヒントにしていただければと思います。
では、睡眠はどうして浅くなるのか?
まず、睡眠にはレム睡眠と呼ばれるものと、ノンレム睡眠と呼ばれるものがあります。
レム睡眠は、「体は休んでいるが、脳は起きている時の状態のこと」を指しており、ノンレム睡眠は、「脳も体も熟睡している状態のこと」を指しているそうです。
レム睡眠の時には、眼球が左右に揺れるような活動がしていると言われており、この時に記憶の整理など行なっているというふうに言われています。
このいわゆる睡眠が浅いというのは、睡眠はとれているけど、ノンレム睡眠に移行できておらず、レム睡眠の状態が長いことが考えられると言われているそうです。
レム睡眠がどうして長くなるのか?については、いくつか指摘されています。
ひとつは、「メンタル負荷」の問題です。
ストレスや心配事など心理的な不安や環境の変化によってレム睡眠が長くなることがあるというふうに言われています。
また、カフェインやアルコールの摂取も睡眠へ影響を及ぼすというふうに言われています。
その他にも、うつ病、花粉症、喘息などといった病気も睡眠を妨げるひとつの影響になるというふうに言われています。
では、当院へお越しになられた方の原因はなんだったんでしょうか?
それは、「横隔膜の過緊張」です。
図で示してあるのが横隔膜です。
これが上に上がったり、下に下がったりすることによって、我々は安定した呼吸ができるようになります。
また、良い呼吸状態は自律神経系を安定させるのにとても大切な要素のひとつです。
浅い呼吸だったり、呼吸が深く吸えていなくて安定していない呼吸状態だと、自律神経系もネガティブな影響を受けます。
当院へご相談いただいた方も呼吸が浅くなっており、横隔膜が過緊張を起こしていました。
体を整える前に深呼吸をチェックすると、本人も「息が奥の方まで入っていかない感じがしますね」と話されていました。
全身をチェックした上で、横隔膜の緊張を緩和していくと段々と横隔膜が緩み呼吸が深くなっていくのを感じておられました。
また、呼吸が深くなっていくのと同時に、深い眠りに入っていきました。
施術が終わってその方を起こすと、「なんか、深い眠りに入ってました。ちゃんと寝たって感じしますね」とおっしゃられていました。
睡眠の時は、交感神経から副交感神経が優位に働く必要がありますが、ご相談いただいた方の場合、ストレスなどの影響や今回の体の状態もあって自律神経系の影響もあったことが考えられました。
奈良の橿原にある当院では、あらゆる症状に対して何がその方に原因なのか?その原因に対してアプローチしていくことを心がけております。
その場しのぎではなく、根本的な改善を考えている方にお力になれると思います。
睡眠が浅くてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談くださいませ。
県外や遠方の方には、zoomカウンセリング(リモート)も行なっておりますので気軽にお問い合わせくださいませ。