肩こりがひどくなるのは横隔膜が硬いから?奈良で根本的な改善を専門とする整体先生が語る肩こり改善のヒント!治療しない治療院
2021/04/09
図をご覧いただくと、肋骨内に筋肉繊維があるのが確認できると思います。
それが「横隔膜」です。
ちなみに「横隔膜」は血液を全身に送り出す、ポンプの役割があります。
つまり、呼吸機能だけではなく、循環機能にも関係しているところになります。
「横隔膜」が緊張を起こしたり、動きに制限を受けると、「呼吸が浅くなる」「全身の血流の循環が悪くなる」ということにつながります。
では、肩こりとの関連でいうとどのように関係してくるのでしょうか?
図をご覧いただくと、赤丸で示した横隔膜の場所に向かって肩の部分が横隔膜側へ引っ張られている様子をイメージで表しています。
一時的な変化であれば、「ひどい肩こり」まで感じることはありませんが、この引っ張られる状態が持続的に続くと、肩こりが慢性化していくことになり、マッサージをしても改善しないような状態に移行していきます。
横隔膜もまた、様々な理由で過緊張を起こすようになります。
例えば、「肝臓の病気」または「肝臓に負担がかかるような生活習慣」が影響することもあります。
また、「腎臓の病気」または「腎臓に負担がかかるような生活習慣」が影響することもあります。
胃や腸の不調がある場合も同様に、横隔膜の過緊張を引き起こす影響のひとつになります。
ひとつ大きな捉え方としては、内臓の疲れが横隔膜を緊張させるというふうに考えていただければと思います。
よく「肩こり」の話で、「姿勢の影響が...」みたいなお話があると思いますが、経験上、姿勢の影響が強くあって「肩こりがひどくなっている」ということはあまりみられません。
どういうことかというと、影響のひとつにはなり得ますが、それが最も強い影響力でないことが多いということです。
「ひどい肩こり」の場合は、特に内側の影響がとても強く影響します。
その内側の影響のひとつが「横隔膜の過緊張」というわけです。
奈良の橿原にある当院では、このように、あらゆる影響力を考察しながら、その方に起こる「肩こり」の原因を探し、その原因に対してアプローチさせていただいております。
ひとつ多くの方に知っていただきたいのは、「肩こり」で行うマッサージは「その場しのぎ」ということを覚えておいてください。
マッサージをするなら、運動をしていただく方がまだ効果的であるというふうに思います。
「肩こり」は万人が経験する症状のひとつであると思いますが、ひとりひとり原因が違います。
当院では、ひとりひとりに合わせた症状の改善の提案をさせていただいております。
「肩こり」でお悩みの方は、ぜひご相談くださいませ。
県外や遠方の方は、zoomカウンセリング(リモート)を行なっておりますので気軽にお問い合わせくださいませ。