鼠径ヘルニアの手術が原因で足にむくみが?奈良で根本的な改善を専門とする整体先生が語るむくみ改善のヒント!治療しない治療院
2021/03/11
鼠径ヘルニアの手術が原因で足にむくみが?奈良で根本的な改善を専門とする整体先生が語るむくみ改善のヒント!
不思議な治療院の秘密
奈良で治療院としています、治療しない治療院の院長の菊本です。
当院へお越しになる患者さんの中で、過去に「鼠径ヘルニア(脱腸)」の手術をされたという方がいらっしゃいます。
実はご存知ない方も多いのですが、鼠径ヘルニア(脱腸)の手術と「むくみ」の症状は関係があるのです。
こういった鼠径ヘルニア(脱腸)と関係した「むくみ」症状も、当院は独自の整体法にて改善を図ります。
では、どのように過去の鼠径ヘルニア(脱腸)の手術とむくみが関係しているのか?
まず、鼠径ヘルニアとは簡単に、足の付け根の辺り(鼠径部)で筋膜が薄くなっている部分から、腸などの内臓が腹腔外に飛び出してしまった状態です。患者さんの約9割が男性で、50歳代以上の方が特に多いといわれています。
鼠径ヘルニアの基本的な治療は手術と言われています。
腸などが脱出してしまう穴(筋肉の隙間)を、人工のメッシュ(網)などで内側からふさぐ手術をするそうです。
手術を行うと、鼠径ヘルニアの症状はなくなると言われています。
見た目が元通りになり、腹部の違和感がなくなるだけでなく、鼠径ヘルニアの悪化した状態である嵌頓状態になることを予防できますと言われています。
ただ、手術後のケアをしっかりと行っていないと「むくみ」の症状の発生につながります。
どういうことかというと、下の図をご覧ください。
図をご覧いただくと、赤の管が動脈で、青の管が静脈です。
そして、黄色が神経で、緑のつぶつぶが連なっているのがリンパ管です。
赤丸で囲っているところに鼠径部ですが、その部分手術をすると、上記にあげた「動脈」「静脈」「神経」「リンパ管」が影響を受けてもおかしくありません。
また、手術した直後には手術の後遺症としてなにも症状が出なくても、何年後、何十年後に症状が出現することもあります。
「むくみ」の場合、血管系やリンパ系が影響を受けるとその症状が起きやすくなります。
鼠径ヘルニア(脱腸)の手術の場合、ほとんどその部位のケアをすることは病院ではないので、鼠径部周辺の組織は硬くなっていることが多くみられます。
その状態を改善するだけでも「むくみ」はかなり改善しやすい状態になります。
こんなふうに、過去の手術歴と現在の症状を照らし合わせて考えていくことが大事になってきます。
体の中でどんな影響を受けてその症状が起こっているのかがわかれば、症状は改善していくことが可能になってきます。
奈良の橿原にある当院では、過去の病歴なども踏まえて現在の症状と関連させながら、症状の改善を図っていきます。
症状だけをみるわけではなく、その症状がなぜ起こっているのか?に着目し、その原因にアプローチしていくことで根本から解決していくわけです。
慢性的な症状ほど、根本からアプローチしてあげないと改善しないので、ぜひお困りの方は当院にご相談ください。